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皮膚科
水野皮フ科
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂5丁目6-18
TEL: 03-5486-3751

病気のメモ

水虫について

水虫とは、白癬菌という真菌による感染症です。

これから暑くなると、水虫の症状が悪化するので、受診される患者さんが増えます。

市販薬もたくさん売られていますが、皮膚科では、まず皮膚の一部を採って、顕微鏡で

白癬菌の存在を証明します。水虫に似た病気もありますので、見ただけの印象で

水虫の薬を使ってしまうと、水虫ではなかったときに、診断が遅れることになります。

診断がついた後、薬は目に見える変化のところだけ塗るのは効果的でありません。

実は症状が出ていない部分にも菌はたくさん存在しているのです。全部の足の指の間、足の裏全体に塗ることが上手に治すポイントになります。

また、水虫の菌は意外に長生きです。患者さんの皮膚から落ちても、周囲でしばらく生存します。

靴の中などでは数か月という報告もあります。ですから、すっかりきれいになってもすぐに中止せず、しばらく塗り続けることが大切です。

こんなしぶとい白癬菌ですが、幸い健康な皮膚の場合、皮膚に付いてすぐには感染せず、感染までには1-2日かかると言われています。ですから家族内で感染させないためには、お風呂の足ふきマットの共有などを避けるとともに、同居している家族の方が、毎日足を洗うことが大切です。

また、多くの人が裸足で歩く温泉、プール、ジムなどに行った後は、早めに足を洗いましょう。


とびひ(伝染性膿痂疹)

次々と感染が広がることから、まるで飛び火のよう ということ意味で「とびひ」と呼ばれています。

皮膚の浅いところの感染症で、原因菌は黄色ブドウ球菌、A群β溶連菌ですが、

近年、黄色ブドウ球菌の中でもメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によるものが

増えてきています。通常の黄色ブドウ球菌では、セフェム系と呼ばれる抗生剤がよく使われ、反応しますが、MRSAの場合は反応しにくく拡大していきます。ですから通常の治療に抵抗する場合は、MRSAによる感染が疑われ、薬剤変更が必要になります。

また、溶連菌の場合は、稀に数週間後に腎障害を起こすことがあり、慎重な治療が必要です。

アトピー性皮膚炎など湿疹や、傷などがあると感染しやすくなります。


みずいぼ(伝染性軟属腫)

伝染性軟属腫ウィルスによる感染症です。

通常は数ミリの小丘疹で、光沢を伴い瑞々しく見えるので「みずいぼ」と呼ばれます。

直接接触、プールの浮き輪、ビート板、タオルなどを共有してうつる可能性があります。

アトピー性皮膚炎など、皮膚のバリア機能が低下していると感染しやすくなります。


虫刺され

夏に向かって増えてきます。

蚊、蚤、蜂、ダニ、トコジラミなど種々のものがあります。

蚊はもっともポピュラーなものですが、掻き壊して感染を起こし、リンパ管炎といって、

虫に刺された部分から、ミミズのように赤い線が体の中心部に向かって伸びていく場合もあります。

このような場合は、抗生剤の内服をしますが、感染がひどいと、点滴が必要になる場合もあります。

軽い虫刺されはステロイド外用剤がよく効きます。

ダニ、あるいはトコジラミの場合は、刺されたところだけ治療していても解決しません。

ダニ、あるいはトコジラミを駆除しないと、次々新生することになります。

とくにトコジラミは、殺虫剤に抵抗することも多く、注意が必要です。


毛虫皮膚炎

よく見かけるのは、チャドクガ、ドクガ、モンシロドクガによるもので、特にチャドクガは、ツバキ、サザンカなどの庭木についていることがあり、頻度が高いです。

服で覆われていない皮膚に発疹が出ることが多いのですが、洗濯物に毛虫がついていたりすると、服で覆われた部分にも小さな赤いぶつぶつが出て、強いかゆみを起こします。痒みが出るまでに時間差があります。

春~秋、植物の手入れの際は、葉っぱの裏側にも注意しましょう。


海水浴皮膚炎

水着で覆われた部分に小さな赤いぶつぶつが出来、かゆみを伴います。

原因はゾアエというプランクトンの1種で、ステロイド外用を行います。

脂漏性皮膚炎

頭部、顔、耳後部、腋窩、胸背中央部、陰股部など、いわゆる脂漏部位と呼ばれるところに

湿疹が出るものです。

患者さんが多いのは頭部と顔面で、顔面は前額、眉間、鼻の周り、ほうれい線、口の周り、

耳の前、髪の毛の生え際などに、薄皮が剥けたような赤い発疹が出ます。

体質的な問題と、癜風菌という皮膚に常在するカビの一種が関与しているといわれています。

ステロイド外用剤に良く反応しますが、繰り返す方が多く、ステロイド外用で症状を落ち着かせ、

その後再発させないためのコントロールにケトコナゾールというカビの薬を塗り続けることが多いです。

頭部の「ふけ」、顔の赤みや薄皮を取ろうとして、頭や顔をごしごし洗う方が多いのですが、

皮膚を傷めると、なお回復に時間がかかります。

湿疹のある時こそ、やさしくいたわって洗いましょう。


タオルメラノーシス

ナイロンタオル、ブラシ、へちまなどで、長時間擦っていると、しだいに皮膚が黒ずんできます。

機械的に擦る行為により、皮膚浅いところ(表皮)にあるメラノソームと呼ばれる色素の素が、皮膚の深いところ(真皮)に落ち、黒く見えるのです。

粗いもので擦るのを止め、体を手で洗ってください。


当院のご案内

医院名 水野皮フ科
院 長 水野 久美子
住 所 〒154-0004
東京都世田谷区太子堂5丁目6-18
診療科目 皮膚科
電話番号 03-5486-3751

初めて受診される患者さんへ

健康保険証・医療証、現在使用中のお薬(皮膚科以外も含め)、今まで使用していたお薬の分かる物(お薬手帳など)をご持参ください。
未成年の方は、原則保護者の方と一緒に受診してください。
女性のお顔を拝見する場合は、化粧を落としていただきます(洗顔料はご用意しています)。
ご協力をお願いします。